第48回 ロングアイランド探検

Posted by Etsuko on 7/20/2005


 独立記念日3連休最終日は、9時にヨンカース駅で夫の同僚2人と待ち合わせ、車でロングアイランドのモントーク(Montauk)ビーチに遊びに行きました。マンハッタンの南に大きな島がありますよね。あれがロングアイランド。その東の先端まで行ってきました。所要時間はおよそ4時間。

 途中の道は、高級住宅地らしく、とても優雅な避暑地でした(なぜかティファニーまであってびっくり)。農作物の直売所、イチゴ狩りのできる農場、ワイナリーもいくつかあります。
 そこを抜けると東端の海岸近くの林に入ります。灯台でランチにしようかと思いきや、そこは有料駐車場(1日6ドル)で断念。少し引き返して、モントーク・ハーバー(無料駐車場)で車を降り、砂浜で手作りランチをいただきました。 ロングアイランドはマンハッタンが暑くても、比較的過ごしやすいようです。とくにモントークの海は冷たく、風が大地を冷やすからでしょうか。靴を脱いで海に入ってみると、冷やっ。なんで他の人は泳いでいるのか、理解できないほど冷たい海でした。

 海岸はゴミがほとんど落ちてなく、本当にきれいなビーチでした。しばらく童心に返り石拾いなどを楽しみ、次の目的地のアストロランド遊園地を目指します。

 が、途中のワイナリーが気になり、「見るだけならタダ」と入ったら、お店の裏にいい感じのベンチがあって、「ここでワインを開けて飲みたいねー」ということになり、赤ワインを一本購入し、最高のロケーションでワインをいただきました。うまい!(ドライバーの夫、ごめんよ)

 さて、遊園地に向かいます。
なぜ遊園地だったか?

 それはまったくリサーチをしなかった私たちは、遊園地から花火が見えると思っていたから。

 遊園地の周辺はあまり治安がよくないそうなので、路上駐車の場所を丹念に選びます(明らかに車のガラス片が落ちていてコワい...)。マクドナルドの目の前に運良くスペースが見つかり、遊園地へ。ロングアイランドはホットドッグの発祥地。ということで、お約束のホットドッグを買い求めました。当日の昼は近くで恒例の「ホットドッグ早食い大会」が開かれたはずです。日本人が毎年優勝している、アレです。

 そして、9時半の花火を待ちながら夕日を眺めていると、「なんでこの人たちは帰るんだろう?」と疑問になるほど、たくさんの人々が帰っていきます。ここで花火は見られないに違いない。
 近くにいた人々に聞いてみると「うーん、よくわからないわ」...(予想通り)。仕方なくポリスに聞いてみると、案の定「No firework, only in Manhattan」とのこと。 現在8時半、急がないと間に合わない!

 慌てて地図を確認し、花火の見られそうなスポットに出ることに。さぁ、間に合うか???

 途中の大きな橋に差し掛かったところで9時半。花火が見えました。「あぁ、花火だ!」と思ったら、すぐ大大大渋滞!そうです、みなさん花火を見るために、車止めちゃったんです。完全に流れが止まっているので、花火を見るしかありません。というわけで、私たちも車を降り、花火をおもいきり楽しみました。周りでは「Nice parking!」と喜ぶヤカラも。急いでいる車はクラクションを鳴らしているし(誰も気にせず無意味)、まったくめちゃくちゃです。

 この日は30分で3万発の花火が上がったそうです。煙が散ってから次を上げるようにゆっくり楽しむのではなく、アメリカらしく豪快に一気に花開いて終わります。後日、下で見ていた人に聞いたら、相当煙かったようです。

 私たちは10時半頃に渋滞から抜け、1時近くに帰宅したのでした。お疲れ様でした。

コメント

絵はがきみたいな写真 Posted: 7/20/2005

Posted by chie

ですね!青い海に青い空っ。海いきてぇ〜〜〜(笑)。
アメリカでも花火ってあがるのですね!やっぱり日本の夏の風物詩のイメージが強いので、外国であがってると不思議な気がします。それにしても30分で3万発って・・・。ほとんど連発状態なのかな?

日本でも花火のシーズン到来!今年も恒例の「いたばし花火大会」へ行ってきます。きっと、kikoさんがいずれスナップしてくれるでしょう・・・(笑)。

楽しい気持ちが写っている Posted: 7/20/2005

Posted by kiko

今回の写真、特に昼間の写真がとてもクリアーですね!
楽しい気持ちが写っている感じで好きです。
観覧車と夕陽も、みんなが持つホットドッグも、みんないいなあ。

30分3万発、見てみたーい!!
日本は大きな花火大会でも2時間で1万5000発とか・・・?
さすが独立記念日、アメリカを誇る気持ちでどかーんと、かな。
それにしても完全に車を停めちゃうってすごいですね。警察による事前の交通規制とか・・・ないよね・・・

焼けた一日なのではないですか、etsukoさん?

花火 Posted: 7/21/2005

Posted by etsuko

夏といえば花火ですよね。海外でも花火は見られますよ。多分、日本の花火の技術も入っているのでは?

でも、「夏」というより「イベント」が多いのかな。アメリカでは独立記念日には各地で花火イベントがあります。
そうそう、ベトナムでもやはり独立記念日(9月2日)には花火が上がります。98年か99年に見たときは、大きな花火がたくさん上がってきれいでした。下で打ちあがらずに爆発した花火があってびっくりしましたが(そのまま続行!)。私は「こんなに平和になって素晴らしい」と感慨にふけっていたのですが、周りで見ていた人々は、なぜか15分ほどで飽き始め、「音がうるさい」やら「戦争のときはもっとうるさかった」とかおかしな会話が飛び交っていました。
各国の花火風景比較はおもしろいかもしれませんね。

今回、花火の上がったマンハッタンでは交通規制がありました。ただ、それ以外の場所は無法地帯!?みんな、人のことは気にしませんので、「見たいから見る」で渋滞(完全停止)でした。

kikoさん、こちらの人は日焼けをあまり気にしないようですが、私は日焼け対策ばっちりで出かけたので、大丈夫ですよ。ダンナさんは焼けまくっていました。それ以降、私の忠告を聞いて(半ば強制?)日焼け止めを塗っています。

遊園地 Posted: 7/22/2005

Posted by etsukoさんのダンナ

ダンナです

今回行った遊園地は、かの有名なコニーアイランドのアストロランド遊園地です。

ホットドックの誕生の地としても、マンハッタンから地下鉄でいける場所としても、余りにも有名ですね。

そうそう、ホットドック早食い競争世界選手権もここで
行われます、当日は選手権の開催日で、またしても日本人が優勝していました

でも、我々は遅い時間に到着したので残念ながら早食い競争は見れませんでした。

素敵な景色 Posted: 7/24/2005

Posted by aiai

初めてNYsnapにお邪魔してます。
それにしても本当に綺麗なビーチですね。その内私も行きたいな。

カンボジアでは国王誕生日の時に3日間休みになり、その間花火が上がります。でも多くても一日千発ってくらいで、それを1時間くらいかけて、ゆっくりと夜空に上げている感じ。飽きずに皆見てますよ。結構素直に感動できて楽しいです。

最近テニスのせいか、「あれっ黒くなったね」と言われることが多くなってきました。。。恐らくダンナさんにも負けないくらいです。

ありがとうございます Posted: 7/25/2005

Posted by etsuko

aiaiさん、カンボジアからありがとうございます。またお時間のあるときに覗いてくださいね。
カンボジアでの花火も平和な日常を感じられそう。素敵ですね。
そういえば、上記コメントのベトナム花火は、ハノイのホアンキエム湖近くでaiaiさんと眺めましたね。きれいだったなぁ。

今日のダンナさんは、姪たちとセントラルパークで遊びまくり、また黒くなったかもしれません。

橋の上 Posted: 7/25/2005

Posted by etsukoさんのダンナ

花火を見たのは橋の上、確かに・・

etsukoさんは、花火は橋の上で見たと軽く書いております
確かに橋の上なのですが、ブルックリンからマンハッタンに向かうフリーウエイの入り口での出来事です!

東京で言うならば、首都高の箱崎入り口で上がった直後にみんながいっせいに車を止めて(2重、3重駐車当たり前)車から出て花火を見ている状況です

日本人ドライバーの感覚だと”信じられない”というのが本音です

正直驚きました、花火を見るメbイントを探してマンハッタンに向かうフリーウエイに上がったのですが、その直後に大渋滞
(みんな勝手に止めだして、車から降りはじめた)で全く
身動きが取れなくなったのです

どうしようもなく、しかたがないので、われわれも橋の上で駐車したら、たまたま花火が始まっていて、なんともベストな
ビューメbイントじゃあーりませんか(しかも、ほとんどの打ち上げ場所が同時に見れる!)

ということで、どうしようも無く橋の上で花火を見てしまったのです、他のドライバーの人たちも橋の上で車から出て、そりゃもう大変なお祭り騒ぎ

時間の関係では、橋の上で、しかも花火の時間ちょうどには
渋滞に当たらないかも知れないので、ある意味とてもラッキーでした

橋の上は、そりゃもうすごいことになっていましたが、日本で
は絶対にお目にかかることはできない光景なので、とても楽しかったですよ

ダンナ

マジっすか! Posted: 7/25/2005

Posted by chie

>東京で言うならば、首都高の箱崎入り口で上がった直後にみんながいっせいに車を止めて(2重、3重駐車当たり前)車から出て花火を見ている状況です

絶対ありえな〜い(驚)。東京でこんなことしたら間違いなく追突されます・・・。といっても渋滞のメッカですけどね。
アメリカには、花火上げる→近くの道路は規制するっていう概念がないんですね。でもそれはそれで貴重な体験かな(笑)

あ〜早く花火見たいぃ〜

コメントする

青色の項目は必須です。

名前
URL
タイトル
コメント