「WORK RULES!」を読んでマイクロマネジメントに終止符を!

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今の職場で中間管理職になってから数年経つんですが、改めて中間管理職って職場や上司が定めたルールのもとで人を「管理」してチームとして最大限の効果を発揮するように導く大変な仕事だなぁと実感しています。相手は人なのでトリセツがあるわけでもなく、人の感情は揺れ動くものだし、そんなに簡単なはずないですよね。

それでも、チームメンバーが毎日気持ちよく、楽しく働いて成果を出せたら最高だよなぁと、部下の上司として、上司の部下として、日々、クソがつくほど真面目に考えながら仕事をしています。だって、人生の大半の時間を働くことに費やすわけですからね。楽しい方がいいですもんね。

そんなとき、ふと目について読み始めたのが、この「WORK RULES! 」という本です。Googleの元人事(GoogleではHuman ResourcesではなくPeople Operationsというらしい)の方が、組織として最高のパフォーマンスをたたき出すために行ってきたことをこと細かに紹介しています。

以前にも似たような本を読んだことがあって、「それはGoogleだから出来ることでしょ」と思ったことがあり、この本も半信半疑で読み始めたんですけど、一通り読んでみて、すごく勉強になりました。自分の環境や働き方と照らし合わせて、マネジメントについていろいろ考えさせられる内容でした。

マネジメントは奥が深いですね。

「WORK RULES!」ではGoogleという大組織で試行錯誤しながら大規模なテストをして、うまく行った人事の取り来いが紹介されています。参考になるしアクショナブルなインサイト満載な本です。世の中のすべての人事部長、人事に携わる人、管理職につく人などの必読書です。

僕はオリジナルの英語版 を読みましたが、日本語版 も出ています。

以下、特に気になったところをいくつかご紹介します。iBookで読んだので、ページはiBookで表示されていたやつです。対訳は僕がざっと意訳をしたものなので日本語版書籍とは大きく異なる場合があるのでご了承ください。

人を信じるということ

My personal and professional experience is that if you give people freedom, they will surprise, delight, and amaze you. They will also sometimes disappoint you, but if we were perfect we wouldn’t be human. (p.49)

公私共に私の経験では、人に自由を与えると、人は必ずあなたを驚かせ、喜ばせてくれます。がっかりさせられることもあるけど、完璧だったら人間じゃなくなってしまいます。

We’ve found that trusting people to do the right thing generally results in them doing the right thing. (p.224)

人が正しいことをすると信じると、たいていの場合は人はそのように行動することを発見しました。

これ、本当にそうですよね。
人の能力を信じて、人を信頼して任せる。
それが一番だと思います。

だけど、実践するのはそんなに簡単じゃなかったりするんですね。そこが悩ましいところです。マネジメントの基本中の基本なんですけど。きっとマネージャーはビビって不安になっちゃうんですね。成果が出せないんじゃないか、自分がやった方が早いし正確なんじゃないか、と。もちろん、ガチガチに管理する仕事のやり方もあって、その方が成果を出せる場合もあるんでしょうけど、コアの部分で人を信頼しない組織だと長持ちしませんよね。中長期のスパンで考えたら、結局生き残れる組織って人を信用・信頼する組織だと思います。そのための組織づくりのヒントが、この本には書かれていると思います。

マイクロマネージャーとは

“Micromanagement is mismanagement…. [P]eople micromanage to assuage their anxieteis about organizational performance: they feel better if they are continuously directing and controlling the actions of others—at heart, this reveals emotional insecurity on their part. It gives micromanagers the illusion of control (or usefulness). Another motive is lack of trust in the abilities of staff—micoromanagers do not believe that their colleagues will successfully complete a task or discharge a responsibility even when they say they will.” (p.127)

マイクロマネージメントはミスマネージメントです…。人は組織的なパフォーマンスに関する自分の不安を和らげるためにマイクロマネージメントします。他人の活動を継続的に指示してコントロールすることで安心するのです。心の底では彼らの精神的な不安定さを浮き彫りにしています。マイクロマネージャーにコントロールしているという(または自分が役に立っているという)幻想を与えます。また、スタッフへの不信感がマイクロマネジメントの動機になります。マイクロマネージャーは同僚がうまく仕事を完了できる、または、できると言っているにもかかず責任を果たせると信じていないのです。

自分がやられるといやだけど、つい人にはやってしまうというのがマイクロマネジメントなんですかね?

正直、自分も100%マイクロマネジメントしてないと言ったら嘘になるでしょうし、周りを見わたしてもマイクロマネジメントが嫌だと言っている人でも、部下や周りにはマイクロマネージしてるのを見かける時もありますし。一筋縄には行かないですね。

でも、マイクロマネージャーでは絶対にいいチームは導けないし、なにしろ楽しくないと思います。そんな職場だと人が離れて行ってしまうか、モチベーションを下げてし殺伐とすること間違いなしだし。部下に任せて、その部下が成長して行く姿を見ている方が100倍楽しいしやりがいがあると思うんですよね。そういう意味で、人を雇う時にその人の人間性を見るのが大切なんですね。そして、中間管理職が部下を信頼した働き方ができる組織の仕組みづくりが必要不可欠ですね。

人をほめるということ

Simple, public recognition is one of the most effective and most underutilized management tools. (p.223)

公の場でシンプルに認めることがマネージメントの手法として一番有効な手段の一つであり一番活用されていないものの一つだ。

これも本当にそうだよなぁ。人って、単純に認められたいんですよね。

みんなの前で褒めるとか、労を認めるとか。もっと頻繁に、しっかりやるべきなんですよね。

日本人は褒めるのが下手だとよく言われますが、僕もどちらかというと苦手なほうです。つい照れ臭くなってしまうというか。なので、できるだけ意識するようにしています。そして、どうにか仕組を作ってしまって、みんなの日々の仕事を讃えることができるようになりたいなぁと思っています。

以上です!

では、Happy Ruling Work!

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