Chitika Researchで発表された2010年5月のデータによると、Google検索結果の1位からのトラフィックは2位の場合の約2倍だったそうです。SEOするなら1位を狙えということでしょう。ただ、業界やキーワードなどによって数値が大幅に違ってくるとも思うので、これを真に受けてなにがなんでも1位じゃないとダメということでもないと思います。
コメント欄にも以下のような面白いものがありました:
- 1〜3位の情報が似通っている場合、3位で購入する人が多い
- 10位がSweet Spot
データを見ると10位からは223,320件、11位からは91,978件のトラフィックが来ています。11位は検索結果の2ページ目になってしまうので当然だと思いますが、お金や労力をかけてSEOするなら競合の多いキーワードでも10位には入らないともったいない。
これは「そうかも」と思わされました。クリックしても成約(購入や資料請求など)しているとは限りませんもんね。だからといって3位を狙う必要はないと思いますが、キーワードによっては無理して1位にならなくても良いということでしょうか。
「1位と2位は情報サイトの場合が多く、3位のほうががクリックされる」というコメントもありました。実体験からコメントされているようなので、そういう場合もあるということでしょうか。
ちなみに、ChitikaはGoogle Adwordsのような広告サービスを提供している会社で、この数値はGoogleからその広告ネットワークへの流入トラフィックから算出したそうです(2010年5月の約825万インプレッション)。
くわしいデータはChitika Researchのこの記事から。
2010年12月6日に公開され、2010年12月6日に更新された記事です。
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「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
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