今日の午後TweetしたGmailの新インターフェイスの件が、Mashable.comで記事になっていたんですが、そこで紹介されていたUXデザイナーの方が「よりクリーンに、シンプルに、そして直感的なものにするために、Gmailを完全にデザインしなおした」と言っていたのを読んで、「やっぱり、キーはそこだよね」と強く思わされました。
今のウェブサイト(特にGmailなど機能をもったWEBアプリ色の強いサイト)に求められているのは、まさに
- クリーン
- シンプル
- 直感的
であること。そして、それに加えて個性(キャラ)があり人間味があることだと思っています。
テキストのみのシンプルなウェブサイトしかなかったネット聡明期の時代から、複雑なWEBアプリが台頭する現代に至るまで、「ネット」もいろいろな歴史を歩んできました。現在はモバイル・デバイスの台頭も影響して、ウェブがより身近なものになりました。それを考えると、「クリーン、シンプル、直感的」で「個性、人間味」のあるウェブサイトが求められるというのは必然的な流れなのだと思います。「機械」を使いこなせるようになり、より「人間」にフォーカスできるようになってきた。
第一に、ユーザがスムーズに、直感的に目的を達成できること。
第二に、そこにちょっとした「楽しさ(個性)」や「人間味」があること。
それが、いまのウェブサイトを成功に導く鍵だと思っています。
2011年10月22日に公開された記事です。
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「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
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