以前からこのブログのロゴマーク的なものを作ろうと思っていたのですが、やっとできました。そもそも、このブログの名前「Rriver(アールリバー)」は、僕がアメリカに留学していた時に自分の名前が「Ryo(りょう)」で英語圏の人には発音しにくいので「Rio(リオ)」にアレンジしていたことに由来しています。
英語には「らりるれろ」という発音がなくて、ましてや「りょ」という発音もないんですよね。Leo(レオ)とかRio(リオ)が一番近い発音だと思っていて、自己紹介するときは面倒なので「リオデジャネイロのリオ(Rio)だよ」という説明をしていました。「Ryo」という綴りを見ただけだと、下手するとライアン(Ryan)とかライオ(「Ry」は「ライ」と発音するんですね)とか呼ばれるので、だったら始めからリオにしちゃえという感じでした。ちなみに、Alexaには「ライバー」と読まれましたw
自由に流れ続ける川がコンセプト
で、「rio」はスペイン語で「river(川)」という意味なので、ある時期メールアドレスなどで「rio-river」を使っていたことがあって、それを略して「Rriver」という名前が生まれました。なんて読んでいいかわからないところは微妙ですけどw ブログ開設以来ずっとこの名前でやっています。
ということで、このブログのイメージカラーは水の青をメインに草原や草木の緑をサブカラーにしていて、「大地を自由に駆ける川」をコンセプトにしています。
- 淀みなく流れ続ける水
- 大地を自由に駆け巡る川
ウェブ制作者として留まらずに新しい技術を吸収して前に進み続けたい。1つの考えに固執することなく自由な発想で前に進み続けたいという思いともピッタリでした。
こんな感じで作りました
マークを作るときに考えたのは以下の3つです。
- 大地を馳しる川をイメージするもの
- 円に入れた時に見栄えのするデザイン
- シンプルで飽きのこないもの
この3つを最終的なゴールにして作業をスタートしました。
で、まずはアールリバーの「Rr」をベースにデザインしていこうと思ったんですが、リバーの「Ri」の方が小文字の「i」のドットが可愛いので「Ri」をデザインのベースにしました(安直w)。
まずは好きなフォントを探して形にしてみました。
フォント選びには以前このブログでも紹介したことがあるRightFontを使いました。
フォント選びをしているうちに、だんだんマークのイメージが湧いてきました。川が大地を削って流れていくのをイメージするカーブで「R」と「i」の組み合わせを形取ってみました。
ベジェ曲線で適当にカーブを描いてみてなかなか良い感じだったので(左)、今度は円と直線を使ってカーブを形どってみました(左から2つめから右端まで)。図形は下のようになっています。
下のが完成したカーブです
2つの円はゴールデン比で…とか、フィボナッチ数列がどうの…とか言えたらカッコいいんでしょうけど、完全に感覚で描いたランダムな大きさですw
ブランドカラーのブルーとグレーの円に入れてみるとこんな感じ
ブランドカラーのブルーとグレーのカーブ
白抜き版
さいごに一言
これは後付けになりますけど、「i」のドットが水滴のようにも見えて、いい感じになったなぁと思っています。円と線に形作られたカーブで、図形としてしっかりとした土台を持ちながらも自由なカーブを描いているところも気に入っています。
ということで、このブログのロゴマーク的なものができました。さいごに念のため画像検索で類似のものがないことを確かめて完了です。
その後、似ているロゴマークが存在することが発覚したので、続きを書きました。
2018年6月26日に公開され、2020年2月17日に更新された記事です。
About the author
「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
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