ソーシャルネットワークの過去、現在、未来について面白いスライドがあったのでメモ。
英語ですが、こちらのビデオでこのスライドを使ってプレゼンされています。
以下、スライドで気になったところのメモ。括弧内はスライド番号です。
- ソーシャルネットワークはリアルな世界を映し出している (6)
- AOLがPre-InternetとInternetをつなぐ役割を果たした。そういえば広告に「AOL Keyword」なるものが出ていたのを覚えています。今の「○○で検索」みたいな感じに。 (14)
- 昔から「ソーシャルネットワーク」はあったが、現在に至までの基盤はWeb 2.0の技術が作った
- ブログ (Blogger、TypePad、WordPress)、写真共有 (Flickr、Photobucket) やビデオ共有 (YouTube) なしにはソーシャルネットワークは語れない (22)
- AOL → GeoCities → FriendSter → MySpace
- そして、Facebookが生まれる。Facebookはプラットフォームを作ってサードパーティにビジネスを提供した (30)
- FacebookがMySpaceを破り世界一のソーシャルネットワークになる (31)
- 2010年8月、Facebookの滞在時間がYahoo関連ウェサイトの合計、Google関連サイトの合計を抜く (33)
- FacebookもAOLと同じように閉ざされた世界 (Walled Garden) で、インターネットではない
- オープンなソーシャルネットワーク、Twitterが生まれる (36)
- すべてのサイトにソーシャルメディアが組み込まれるようになった (49)
- オープンになりすぎたり、プライバシーの問題が出てくるなど、混沌とした状態になった
- すべてFacebookで行われるのではなく、ソーシャルネットワークにはレイヤーが生まれて、それぞれのレイヤーで新たな市場を創造しビジネスチャンスを生むのではないだろうか? (53, 54)
- MicrosoftやAOLがそうだったように、GoogleやFacebookのパワーも一生は続かない。「次の誰か」が絶対にやってくる (58, 59)
1993年に渡米してから、インターネットをずっと見続けてきましたが、これからどうなっていくのでしょう?
絶対的な力を持つと思われるGoogleも、飛ぶ鳥落とす勢いで成長を成し遂げたFacebookも、かつてのAOLやMicrosoftのようになってしまうのでしょうか?これからも楽しみであり、日本も負けずに世界で勝負できるように頑張って欲しいと思う今日この頃でした。
2010年12月7日に公開され、2011年7月4日に更新された記事です。
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「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
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面白いプレゼンテーション&資料でした。
教えて頂き、ありがとうございます!
たまに言葉使いが悪いところもありますが、すごく良くまとまっていますよね。笑
これからどんなすばらしい技術やサービスが出てくるが、本当に楽しみです。