現在うちのMacにはOS X Snow LeopardとLionが入っているんですが、デフォルトだとスクロールの向きが逆になってしまって頭が混乱してしまいます。そこで、Snow Leopardでもスクロールを逆にする方法を探してみました。
Mac OS X Lionではデフォルトのスクロールの方向が逆になっていて、iPhoneやiPadのようなタッチスクリーンの操作と同じように、トラックパッドで:
- 上にスクロールすると画面が上に移動
- 下にスクロールすると画面が下に移動
します。
最初は慣れなくて頭が混乱しましたが、次第に慣れてきて、こっちのスクロールが「ナチュラル」に思えてきました。が、Snow Leopardに戻ってスクロールをすると逆になってしまう。そこで、Snow LeopardでもLionの逆スクロールを実装できないかと思って調べたら、もちろんありました。
以下のアプリをインストールするだけで、逆スクロールが実装できます。
「Scroll Reverser」の設定:
- トラックパッド、マウス、タブレットでのスクロール方向が個別に設定
- 縦スクロール、横スクロールの方向を個別に設定
- ログイン時に自動で起動する設定
といったことができます。
もちろん、この「逆スクロール」がどうしてもダメな方は、Lionのシステム環境設定から変更することも可能ですよ。
メニューから「システム環境設定」 → 「トラックパッド」 → 「スクロールとズーム」:
2011年11月13日に公開され、2012年4月28日に更新された記事です。
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「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
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