ウェブ解析の3回の「それで?」

Advertisement

Web Analytics: An Hour a Day (日本語訳)」の著者、Avinash Kausik氏のブログ記事を読んでいて、やっぱりやらなきゃと思ったので記録。

Google Analyticsのような高度なツールが無料で提供されるようになって、膨大な量の「データ」にアクセスできるようにはなったものの、ただレポートを作って奇麗な表を見てハッピーになっていてもしょうがない。重要なのはそのデータをどうやって活用するかだ。

そこで、彼が推奨しているのが、「3回の”それで?”テスト (“Three Layers Of So What”テスト)」という手法。
KPIとして設定したデータについて3回「それで?それがなんの役にたつの?」と自問してみるという方法。

たとえば、彼のブログで例にあげているのが「ウェブサイトのトップ離脱ページ」。

Kausik氏のブログからの抜粋の訳(原文):

「これらが先月のトップ離脱ページだ」

「それで?それらのトップページは過去6ヶ月に変化が見えないようだけど?」

「これらのページ(を改善すること)にフォーカスするべきだよ。このページからユーザが「漏れて」しまっているわけだから」

「それで?過去6ヶ月に改善を計ろうとしたけど、いまだにそれらのページがリストされているよね?」

「もしユーザがウェブサイトから離脱するのを避けられたら、ユーザをウェブサイトにキープできるのに」

「それで?最後にはだれもがウェブサイトから離脱しなくてはならないでしょ?」

といった具合だ。

結局、具体的なアクションを起すための「インサイト」がない「レポート」は意味がないということ。

データを増やして沢山チャートがあったほうがレポートして見た目はいいかもしれない。けれど「それで?」と言われて理由を答えられないものは意味がないということだ。しかも、3回の「それで?」に答えて、具体的なアクションが明示できなくてはダメ。

データから何かを読み取ろうと一所懸命になって、そもそもなんのためのレポートだったのか分からなくなってしまうときもある。そんなときは彼の「3回の”それで?”テスト」を行って確認したい。

About the author

Rriverの竜(りょう)です。「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、東海岸のボストン近郊でウェブ制作を開始。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務。現在は組織のウェブ担当者として日英バイリンガルウェブサイトの運営に携わっています。より詳しくはこちら

記事へのコメントはもちろん、執筆・翻訳、レスポンシブなウェブサイト制作、コラボのご相談などもTwitter @rriver またはFacebook でお気軽にご連絡ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です