- アクセス解析を導入して、毎月データが入ってくるようになり奇麗なチャートや意味ありげな数値の羅列が見られるようになった
- だいたいのKPIも設定されていて、コンバージョンも毎月追えるようになった
- 広告効果を計るための手法も確率してきた
- ウェブサイトの改善にデータを活用できるようになってきた
- A/Bテストなども行って、実際の改善を数値で比較できるようになってきた
- コンテンツ・オーナーである各部署の担当者にピンポイントでデータを提供できるようになってきた
「ウェブ解析」を始めて、ようやくいろいろできるようになってきた。
さて、その「ウェブ解析」を次のステージに進めるには、いったいなにが必要か?
それは「持続できるウェブ解析の社内エコシステム」を構築することだと僕は考えます。
- ウェブ解析の「方針」と「戦略」を決める
- 全社で共有/理解してもらえるように働きかける
- 各部署で日々の業務にデータを活用してもらえるところまで落とし込む
- ウェブ解析のPDCAサイクルを確率する
ウェブ担当者が一人でできることには限りがある。
だからこそ、ウェブ担当者はプラットフォームを作って他部署に提供するべきだと考えます。TwitterのようにオープンなAPIを提供してエコシステムを構築できれば、社内で「ウェブ解析」を最大限まで活用してもらえるのではないでしょうか?
それが、「ウェブ解析」の次のステージではないでしょうか?
余談になりますが。。。
最近しみじみ感じているのですが、なにをするにも社内の協力なしには意味のある仕事はできない。そして、協力を得るには理念、方針、戦略を説明して納得してもらう努力を惜しまないことが必要だと実感しています。
2009年12月23日に公開され、2011年7月23日に更新された記事です。
About the author
「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
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