Official Google Webmaster Blogで、サイトのスピードが検索ランキングの評価に正式に組み込まれるという発表があった。そろそろサイト・パフォーマンスの最適化を始めなくてはと考えていたので、調査を進めてサイトの最適化をし始めなくては。
発表記事のコメントにもあるように「グレー」なところはまだあるが、適切な最適化は検索ランキングのみでなく、ユーザ体験の向上にもつながる。
このWebmaster Blogの記事のポイントは以下のとおり:
- サイトスピードはウェブサイトがリクエストにいかに早く応えるられるかに反映される
- Googleの調査によると、表示スピードが遅いサイトでのユーザの滞在時間は短くなる
- サイトを最適化することで運営コストを下げることができる
- サイトの関連性のほうが、スピードよりも重用視される
(原文こちら)
また、サイト最適化にあたり以下のツールを紹介しているので早速試したい。
- Page Speed (Firebugの追加機能)
- Yahoo! YSlow (これもFirefoxのプラグインでFirebugに追加されるよう)
- WebPagetest (ウェブサイトでURLを入力してテスト。チェックリストを表示してくれる)
- Google Webmaster Tools
まずはこれらのツールを使ってみて、パフォーマンス最適化計画を作る際の参考にしたい。
あと「ハイパフォーマンスWebサイト —高速サイトを実現する14のルール」という本なども参考にしたい。
2010年4月11日に公開され、2010年10月2日に更新された記事です。
About the author
「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
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