iOS 11で動画の保存フォーマットがHEVCに変わって困った件(と対処法)

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最近、職場で映像制作に携わる機会が増えていて、先日もBロール(セカンドロール)の撮影のためにiPhoneを使って撮影したんですが、Macに取り込もうとしたらエラーが発生するではないですか?!

なぜかと思ったら、iOS 11から動画の保存フォーマットがHEVC(High Efficiency Video Coding)に変わったんですね。iPhoneはiOS 11に更新していたのでHEVCをサポートしてるんですが、MacはまだSierraのままなのでHEVCがサポートされてないんですね(High Sierraでサポート開始 )。

AirDropや写真アプリ経由でMacに取り込む場合は自動変換してくれるんですが、iPhoneのDropboxやGoogle Driveアプリ経由でファイルをダウンロードすると変換されないままなんですね。フォーマットがHEVCのままなので、Macに取り込んだファイルを開けようとするとSierra搭載のQuickTime Playerではエラーが出てしまいます。

ということで、今回はHEVCについて注意点をまとめておきます。

そもそもHEVCってなんなのよ?

HEVCはH.265の俗称で動画圧縮規格の1つだそうです。High Efficiency Video Codingの略で、従来方式のH.264 / AVCよりも2倍(40%という情報も )の圧縮効率があって、次世代映像圧縮技術 なんだそうですよ。4K映像にも使われているとか。

圧縮効率が2倍ということは、単純に考えてファイルサイズが半分になるんだから、そりゃそっちのほうがいいですよね。

iOS 11の動画フォーマットには要注意

繰り返しになりますが、iOS 11になってからiPhoneで撮影する写真や映像はデフォルトでHEIF/HEVCに変わった ので要注意です。設定は変えられますが、気づかずに撮影すると面倒になる可能性があるのでお気を付けください。

HEVCで撮った映像をmacOS Sierraに取り込むときは、iPhoneをケーブルでMacにつないで写真アプリでダウンロードするかAirDrop経由でダウンロードすると自動でフォーマットを変換してくれます。

逆にDropboxやGoogle Driveなどの他のアプリ経由だとHEVCのままなので、macOS SierraのQuickTime Playerで再生できないですし、Adobe Premiereにも取り込めません。Premiereは2017年10月24日現在、最新版にアップデートしても取り込めませんでした。iMovieではまだ試してないんですが、10.1.7からサポートしているとのことです。

iOS 11のCameraアプリの設定

設定 > カメラ > フォーマットに行くと、ビデオのフォーマットを選べます。

macOS SierraでのHEVCの再生と変換について

再生

VLC のようなアプリを使えば再生できるんですが、Finderでサムネイルとかプレビューが見られないので不便です。

変換

あと、他の動画ファイルフォーマットに変換したい場合はオープンソースのHandbrake が便利です。ただ、日本語版(0.9.3) はHEVCがサポートされてないみたいなのでお気を付けください。

まとめ

最近はWebコンテンツといってもテキストや画像だけじゃなくて映像やアニメーションも扱うので、多様な知識が必要になりますね。iPhoneでビデオを撮ってサクッと編集してウェブにアップしたりやソーシャルメディアでシェアしたり。現代のウェブ担当者には、「いいね」されるクオリティの動画や写真を短時間で作って公開する能力も必須なんじゃないかなぁと思っています。

そうすると、必然的にこういったファイルフォーマットの知識なんかも必須になっちゃいますね。

個人的には新しい技術を調べたりするのは嫌いじゃないのでいいんですが、なんせ仕事でやるときはスケジュールを狂わされてしまったり、無駄に時間を取られてしまって困る時もあります。動画フォーマットの変換はファイルもでかいし時間がかかりますからね。そもそも映像制作って時間かかるし。。。

以上、今回はiOS 11とmacOS High Sierraからサポートが開始された次世代映像圧縮技術のHEVC(H.265 / High Efficiency Video Coding)についてでした。

Enjoy making great videos!

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