2月8日にWeb広告研究会が出したリリースによると、実に「企業の約4割がIE6以前のブラウザを利用」しているらしい。先日「IE6は消えない。そんな気がしてならない。。。」で書いたとおり、やはり日本でIEが消える日はまだ遠いのでしょうか?
ただ、この調査は「日本アドバタイザーズ協会加盟企業及びWeb広告研究会加盟企業445社、官公庁104団体(省庁38、都道府県47、政令市19)を対象に実施」されたものの回収数は160社にとどまっています。これで「企業の4割」と言い切るのも危険な気もします。
なにより重要なのは、自社サイトを訪れるユーザのアクセス解析をしてIE6を利用するユーザの数やコンバージョン数をしっかり把握することでしょう。たとえば、IE6のユーザ数は少なくてもコンバージョン数が圧倒的に高い場合、対応は外せませんよね。
ちなみに、IE6 Countdownで見ると、日本でのIE6のシェアは5.9%でした。タブレット端末やスマートフォンにも対応が求められる昨今、企業では一日も早くIE6〜7を捨てて、最新のブラウザにアップグレードしてくれることを願っています。
国レベルでもエコカー減税なんかしてないで、IEアップグレード減税したほうがいいんじゃなかろうか?
2012年2月19日に公開され、2014年8月30日に更新された記事です。
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「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
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