新しいMacを設定する際に毎回検索しているので、スクリーンショット関連の設定コマンドをまとめておきます。ブログを書いたりウェブ制作をしているとキャプチャを撮って加工する機会も多いので、自分好みの設定にしておきたいですよね。ちなみに、GUIで簡単に設定したい場合は Onyx を入れると以下の設定がすべて変更できます。
保存場所の変更
デフォルトだとデスクトップに保存されてしまうので「ピクチャ」内にscreenshotsフォルダを作って保存先に指定してます。
defaults write com.apple.screencapture location /Users/ユーザ名/Pictures/screenshots
ファイル・タイプの変更
PNGがデフォルトなので、僕はそのままですが一応メモ。以下はjpgに変更する場合。
defaults write com.apple.screencapture type jpg
多くのファイル・タイプを指定できるそうですが、png、jpg、pdf あたりを覚えておけばたいていのことには間に合いそうですね。ちなみに、選択できるファイツタイプは png(デフォルト)、bmp、pdf、jpg、jp2、tif、pict、tga だそうです。
ファイル名の変更
デフォルトだと「スクリーンショット 2014-09-24 7.05.17.png」というふうにかなり長いファイル名になります。なので、「ss 2014-09-24 7.05.17.png」となるように設定を変更しています。
defaults write com.apple.screencapture name ss
「ss」の部分がファイル名の最初につきます。タイムスタンプ部分は Onyx を使えば取ることができます。
影のあり・なし
「shift-command-4」→ 「space」→ 「return」でウィンドウを選択してキャプチャを取ると、デフォルトでは影がつくようになっています。その影をなくす設定は以下のとおり。
defaults write com.apple.screencapture disable-shadow -bool true
もとに戻したい場合は以下のコマンドで戻せます。
defaults write com.apple.screencapture disable-shadow -bool false
多機能ユーティリティ「Onyx」
オニキス(オニックス?)と読むのでしょうか。このアプリを入れると、「各種設定 → 一般 」から上述したコマンドラインからの設定がすべて行えます。また、このツールを使うとファイル名のタイムスタンプ部分を消すこともできます。
Onyxには他にもシステム・メンテナンスなどの多くの機能がついているので、入れておいても損はないかもしれません。スクリーンショットの設定変更のためだけならいらないかもしれませんけど。Onyx については、こちらのブログ で日本語で詳しく説明されています。ありがたいですね。
2014年9月28日に公開され、2017年11月23日に更新された記事です。
About the author
「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
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