複数バージョンのFirefoxをMacにインストールする方法

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最近アクセス解析を見たらFirefoxのバージョンが3.6xと5.xに別れてきていたので、複数のバージョンでのテストを余儀なくされています。そこで、複数バージョンのFirefoxをインストールして利用する方法を探してみたんですが、これが結構面倒くさい。。。忘れないように覚え書きとしてまとめておきます。

今回はより厄介なMacでのインストール方法から。

インストールファイルをダウンロード

まずは、インストールしたいバージョンを以下からダウンロード:

プロファイルの作成

ダウンロードした複数バージョンのFirefoxを、ファイル名を変更して使うこともできるんですが、それだと立ち上げるごとにアドオンの更新を促されたり、履歴が残らなかったりします。それを回避するために、それぞれのバージョン毎にプロファイルを作ります。これをすることで以下が可能になります:

  • 履歴や設定がキープできる
  • アドオンを個別にインストールできる

以下が、プロファイルを作る方法です:

  1. インストールしたいFirefoxのバージョンのAppファイルを「アプリケーション」フォルダにコピー
  2. ファイル名を変更する。例) Firefox.app → Firefox3.6.19.app
  3. Terminalを起動して、以下のディレクトリに移動
/Applications/Firefox3.6.19.app/Contents/MacOS
  1. 以下のコマンドを入力して、Firefoxのプロファイルマネージャーを開く
./firefox-bin -ProfileManager
  1. 以下の画面が開くので、それぞれのバージョン用にプロファイルを作成する

他のバージョンのインストール

それぞれのバージョン向けのプロファイルが用意できたら、インストールしたいFirefoxのバージョンを随時アプリケーションフォルダーにコピーして、ファイル名を変更します。

Firefoxの起動

それぞれのバージョンのFirefoxを起動すると、プロファイルを選択する画面が表示されます。ここで各バージョン用に作成したプロファイルを選択して「Firefoxを起動」をクリックします。

まとめ

起動のたびにプロファイルを選択するのは面倒ですが、これが一番確実な方法みたいです。ターミナルからファイルを書き換えて、プロファイルの選択を自動でする方法がここの記事 (英語)で紹介されていたんですが、うまく行きませんでした。

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Rriverのステッカーが貼られたMacBookの向こうにいる自分のMemojiの似顔絵

「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら

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