「うちの製品を試してレビューを書いてくれない?」という連絡をいただいたので「依頼を受けたことを書いてもいいならいいよ」と返事をしたら、さっそく製品を送ってくれました。届いたのは「WILLGOOキャリングケース 」という充電機能付きのApple Pencil用ケース(お箸箱w)です。
せっかくご依頼いただいたので僭越ながらレビューさせていただきますw
Apple Pencilが抱える2つの問題
Apple Pencilはデザインがシンプルで美しいんですけど、機能面で2つほど大きな(?)問題があります。
- キャップとLightningアダプタをなくしそう
- iPadで充電するにはぶっ刺す必要がある
キャップとアダプタをなくしそう
この2つは注意しないとすぐになくしそうです。キャップはペンに着けとけば良いですが、アダプタの方はしまうところもなく、すぐにどこかに行ってしまいそうです。
iPadで充電するにはぶっ刺す必要がある
15秒程度の充電で30分ほど使えるので機能的といえばそうですけど、このぶっ刺す感じはイケてないですよね。なんかえげつないというかw
ぶっ刺し中は気になってiPadが使いにくい状態になります。まぁ、気にせず使ってもいいですけど、ポキッといったら嫌ですしw
充電器付き収納ケース
そんな問題を解決してくれるのが、この「WILLGOOキャリングケース 」です。
お箸箱の形をしたケースで、以下を収納できてApple Pencilを10回程度フル充電できるバッテリーになっています。
- Apple Pencil
- キャップ
- Lightningアダプタ
- 取り換え用のペン先
- USBケーブル(Lightningまたはmicro-USB)
見た目の仕上がりはしっかりしていて、なにより、お箸箱みたいで可愛いです。
外出時のiPadのお供にApple Pencilのケースを探している方には重宝すると思います。家での収納にもいいかもしれません。僕は持ち運ぶ荷物を増やしたくないので、たぶん後者になると思います。
※ケーブルは2本付属していますが、ケースには1本しか入りません。
「こうだったらいいのに」ウィッシュリスト
見た目も可愛いし製品の仕上がりはしっかりしているんですが、「ここがこうだったらいいのになぁ」というところもいくつかあります。Apple Pencilの課題を解決するという製品コンセプトがいいだけに「ここが惜しぃんじゃぁ!(千鳥ノブふう)」と思うところが結構ありましたw
もし次のバージョンの開発があるのなら、ぜひ以下の改善を検討してもらいたいです。
蓋の締まりがあまい
蓋はマグネット式なんですが、マグネットがすこし弱いので持ち運ぶ際にはバンドで縛る必要がありそうです。逆さにしてもギリギリ落ちないですが、少し振ると落ちちゃいます。
そのままカバンに入れたら移動中に蓋が取れちゃうと思います。ご注意ください。
ケース充電のためのケーブルの差し込み口は外側がいい
付属のケーブルを使ってMacBook Proに接続してケースを充電する場合、以下のようになります。
ちょっと窮屈ですよね?
ケースの充電のためにいちいちフタを開けなきゃならないし。AirPodsみたいに外側にコネクタがあった方が充電しやすいですね。
あと、ケースの充電のためのケーブルもLightningでできれば付属のケーブルは1本で済みます。いまの仕様だとケースの充電にはmicro-USBコネクタを使うので、ケーブルが2本必要になってしまうんですね。
ケーブルなしでApple Pencilが充電できれば最高なのに
Apple Pencilを充電する際、ケーブルを使わないといけないのは面倒です。
下の写真の部分でケースに刺す仕様にすればApple PencilとケースをつなぐケーブルもLightningアダプタも、USBポートも必要なくなります。
そうすれば付属のケーブルも1本で済むしUSBポートもなくなってスッキリしますよね。Lightningコネクタはコストがかさむんでしょうか?
さいごにひとこと
以上、「WILLGOOキャリングケース 」のご紹介とレビューでした!
WillGooのセールスの方(たぶん香港の方?)がこのブログのFacebookページ 経由で自動翻訳っぽい日本語でメッセージを送ってくれてレビューを書くことになりました。海外の方がつたない日本語で一所懸命プロモーションをしているのを見て、なんか心を打たれたというか、感心したというか。僕も広報部で仕事をしているので、学ばせてもらう気持ちで「Yes, sure」と返信してしまいましたw(メッセージの日本語が英語の直訳っぽかったので英語で返信しました)
はじめにもらった日本語のメッセージは若干意味がわからない部分もあったので、なんか怪しい詐欺か?と一瞬疑いましたけど。このブログは「実験の場」だし、このブログのテーマに関連するものであれば「来るものは拒まず」の精神でやっているので、今回もとりあえずやってみて良い経験をさせていただきました。WILLGOOのセールスの方、楽しい機会をありがとうございました!
しかし、ブログをやってるといろいろな体験ができて面白いですね〜。だから辞められないw
2018年7月17日に公開され、2020年2月17日に更新された記事です。
About the author
「明日のウェブ制作に役立つアイディア」をテーマにこのブログを書いています。アメリカの大学を卒業後、ボストン近郊のウェブ制作会社に勤務。帰国後、東京のウェブ制作会社に勤務した後、ウェブ担当者として日英バイリンガルのサイト運営に携わる。詳しくはこちら。
ウェブ制作・ディレクション、ビデオを含むコンテンツ制作のお手伝い、執筆・翻訳のご依頼など、お気軽にご相談ください。いずれも日本語と英語で対応可能です。まずは、Mastodon @rriver@vivaldi.net 、Twitter @rriver 、またはFacebook までご連絡ください。