Chrome 48で印刷用CSSのスタイルを確認する方法

2016/02/01 22:16 | 制作・効率化ツール

以前書いた記事でChrome DevToolsでの印刷用CSSのスタイルの確認方法を紹介したのですが、Chrome 48で方法がだいぶ違っていたのでアップデート版を掲載しておきます。

Chrome 48

以前の記事の時はChrome 43でOSはYosemiteでした。今回は、Chrome 48でEl Capitanになります。

chrome-devtools-rendering-settings
  1. Chrome DevToolsを開く(⌘ + ⌥ + I)
  2. DevToolsの右側のメニューをクリックします
  3. 「More tools」から「Rendering settings」を選択します
  4. 「Emulate print media」にチェックを入れます

DevToolsを開いたらescキーでConsoleを開いて、左端のメニューから「Rendering settings」を選ぶという方法もあります。

Firefox 43

当時のバージョンは33でしたが、43になった今でもやり方は変わりません。以前の記事をご参照ください。

以上です!

WordPressで同じタグをつけた記事のリンク一覧を表示させるショートコードを作ってみた

2016/01/30 21:05 | 制作・効率化ツール

wp-shortcode-links-to-same-tagged-articles@2x

WordPressで関連記事を記事本文に簡単に挿入できるように、同じタグをつけた記事へのリンクを一覧で表示させるショートコードを作ってみました。同じことをしようとしている方の参考になれば幸いです。あくまで自己責任でローカル環境などでテストしてからお使いください。

使い方

記事にタグIDを指定してショートコードを入れると、そのタグがついた記事のリンク一覧が表示されます。

[tag-links tagid="100"]

タグIDは、管理画面の「投稿 > タグ」メニューで表示されるリンクで確認してます(もっといい方法あると嬉しいんですけど)。

仕様

  • 指定したタグIDのすべての記事のリンク一覧を表示します
  • ショートコードにtagidが指定されていない場合、何も表示されません
  • タグのついた記事がない場合も何も表示されません
  • ショートコードを入れた記事は除外されます

ソース

以下をfunctions.phpに入れます。

// shortcode to get links in with the same tag
function get_tagged_posts($atts, $content = null) {
  $a = shortcode_atts( array(
    'tagid' => ''
  ), $atts );

  if(!empty($a['tagid'])){
    $pageid = get_the_ID ();
    $tag_link_content = '';
    global $post;

    $args = array(
      'tag_id' => $a['tagid'],
      'order' => 'DESC',
      'posts_per_page' => -1,
      'exclude' => $pageid
    );

    $tagged_posts = get_posts( $args );

    if($tagged_posts){
      $tag_link_content='
    '; foreach($tagged_posts as $post) : setup_postdata($post); $tag_link_content.='
  • '.the_title("","",false).'
  • '; endforeach; $tag_link_content.='
'; } wp_reset_postdata(); return $tag_link_content; } } add_shortcode("tag-links", "get_tagged_posts");

ちょっと説明

以下「#」はソースの行数です。

#7

  if(!empty($a['tagid'])){

tagidが指定されてるかチェックします。

#10

    global $post;

元記事のメインのThe Loop とは違うループの操作をするために指定してます。他の方法が良いという情報 も。WP_Query とか使った方が良いのでしょうか?

#12〜17

    $args = array(
      'tag_id' => $a['tagid'],
      'order' => 'DESC',
      'posts_per_page' => -1,
      'exclude' => $pageid
    );

get_posts()を使って同じタグのついた記事一覧を取得するために、以下を引数として指定しています。

  • タグID
  • 表示順
  • 表示件数(-1を指定すると全記事表示になります)
  • 除外する記事のID(#8で取得した元記事のIDを指定してます)

#21〜28

    if($tagged_posts){
      $tag_link_content='
    '; foreach($tagged_posts as $post) : setup_postdata($post); $tag_link_content.='
  • '.the_title("","",false).'
  • '; endforeach; $tag_link_content.='
'; }

get_posts()で記事が取得できたことを確認して、記事が取得されていた場合にループしてリンクを生成してます。

#30

    wp_reset_postdata();

ループをリセットして、テンプレートタグが元記事のループを参照するようにします。

以上です。

推奨されていない書き方、より良い書き方などあったら、コメントなどでご指摘いただけたら幸いです。

WordPress関連の記事

よかったら他のWordPress関連の記事もどうぞ

参照した情報

もう不毛なコピペ作業はこりごり。3年ごとのリニューアル・サイクルから抜け出す方法はないですか?

2016/01/26 0:08 | ウェブ制作・運営ノウハウ

exit-renewal-cycle

10年以上ひとつの組織のウェブサイトを運営してきて、4回ほど全面的なリニューアルを経験しています。リニューアルのたびに数千ページものHTMLを書き直すという作業をやってきました。その不毛とも思えるコピペ作業に、そろそろ終止符を打ちたいと考えています。

でも、どうすればそれを実現できるのか?
解決策はまだないんですけど、問題解決の第一歩は課題を明確にすることだと信じてます。とりあえず、いまの悩みを整理して打開策の手がかりにしたいと思います。技術も進歩してますし、5年、10年先に不毛な作業をしなくて済むように、今のうちに準備しておきたいと思ってます。

同じ悩みを抱えている方の何かの役に立てば幸いです。ていうか、すでに解決されてる方がいたら、ぜひご教授いただきたい。。。

全面的なリニューアルの目的とは?

「全面的なリニューアルなんて意味ないのでは?」という声が聞こえてきそうです。

僕もそう思います。

A/Bテストなどをやって部分最適を重ねてウェブサイトを改善していく ほうが、効果的な場合も多いすし、費用対効果という意味でも無難です。ただ、同じフレームワーク(デザイン、ナビゲーション・システム、レイアウト・システム、パターン・ライブラリなど)でやり続けていると、部分最適化にも限度があり、結果が頭打ちになるのではないかとも考えています。

また、3年も経つとユーザ環境や技術がだいぶ進化(または変化)しているので、時代に寄り添えるプラットフォームに乗り換えないとユーザには背を向けられ、競合からは取り残される危険性が高まります。

やっぱり、以下のような「リニューアル」をしなくてはならないタイミングがどこかで出てきます。

  1. 見た目のリフレッシュ
  2. コンテンツの確認と再整理
  3. コンポーネントの棚卸しとUIの最適化